作るときは必死になって運び、命がけで守り、それでも後は捨て去られてしまう、そんな鳥の巣はどこか、そこかしこの「建設工事」の結果やそこらじゅうの側溝を含めたその場しのぎの造作と似ています。結局、後のことは空任せで放って置かれます。誰も、面倒はみません。
いつも、そのときの「必要」により作られても、どれほどお金と労力をつぎ込んでも、役に立たなければ、役割をそれで終えれば、あとはまったくの無駄と景観や環境そのものを汚し、それだけにとどまらず、後々までその悪影響を及ぼし続けます。この意味で、鳥の巣とは違って、厄介で困った汚染物質の塊と化してしまうのです。
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