ネズミというと多くの人は家に巣くうハツカネズミやドブネズミなどを思い浮かべるのですが、いわゆる野ねずみとして他にアカネズミやトガリネズミなどもいるのです。この時期、水を張っていない田んぼでは彼らの姿を見かけることも多いのです。まあ、モグラやミミズほどには耕す効果もありませんが、短い尾っぽを引きずりながら右往左往する様はどこか哀れでさえあるのです。病気さえ媒介しなければ、重大な被害をもたらすこともなく、共存は可能なのですが。
きょうのは体長6cmくらい、ずんぐりの寸胴で尾は3cmあるかないか、耳は見えません。小さな眼と目立つ鼻、穴を掘りやすそうな伸びた手指など、それなりの特長を示していますので見分けやすいと思います。腫れた日にとんとんすれば飛び出してきたりしますから追っかけ回してみるのも(勝手ですが人間にとって)楽しいかも。
セコメントをする